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Posted by naturum at

2013年04月04日

備忘録/北鎌尾根2012

一度書かなくなるとなかなか更新するのが面倒になるようで、半年近くブログほっといてしまった。
ログインIDとか忘れてたし…

去年のことだけど、初めて北鎌尾根行ってきた。
一度はアプローチすらできず敗退したが、懲りずに3週間後に再アタックしてなんとか登れた。

2012.09.01
05:50 上高地出発。重太郎新道から奥穂高岳を目指す山仲間2人とバスで偶然にも遭遇した。

11:50 水俣乗越到着。これから歩くはずの北鎌尾根を望む。素晴らしいね。
でも天気悪くなりそうだったんで、そのままヒュッテ大槍に向かう。


13:08 ヒュッテ大槍。我慢できずに買ったコーラの美味い事!半分飲んで残りはナルゲンへ。
ここで泊まるか考えたけど、時間あるし槍ヶ岳山荘へ向かうことにした。出てすぐに雨になる。辛い。

14:00 結構な雨の中槍ヶ岳山荘到着。せっかくなんで、食事付きで泊まる事に。

2012.09.02
06:48 2日間は晴れ間も出そうだったため、決行する事にした。まずは水俣乗越を目指す。

08:25 水俣乗越で休憩中の登山者達に挨拶し、天井沢に向けて降る。
トレースはばっちりだが、いかんせんガレが酷い。3回尻もちついたし。

09:45 北鎌沢出合でおにぎりを頬張る。
ガスが出ているが、目指す北鎌沢コルが俺にはまだ見えている!


12:28 地形図と先人たちの教え(ネットの情報etc)をもとに無事北鎌沢のコル到着。
とにかく本筋を詰める事だね。誰もいないしここでビバークするか悩んだけど、カロリーメイト食ったら元気が出てきた。さらに進む。

13:37 たぶんP8手前と思われるポイントでビバーク。久々のビビィ泊。久々に周りに誰もいない夜。


2012.09.03
06:15 未明までガスっていたけど太陽が出てきたんで、準備して出発だ。準備中に3人が通り過ぎて行く。
見ず知らずだが、皆仲間のようなもんだ。

07:19 独標基部を巻き、チムニー部分で渋滞発生。5人ほどのグループが詰まってた。
ロープで3人繋がってチムニー登ろうとしてて思わず笑ってしまった。

07:48 独標ピークで『もう何も怖くない』のポーズ。
ビバークポイントとここで挨拶した夫妻とはこの後も似たり寄ったりのペースで進んだ。この先ガスる。


P11過ぎでツェルトビバークしてるお兄さんがいたが、諦観者のような顔をしていた。寒かったようだ^^;

岩稜帯はトレースがはっきりしているが、分岐がいくつもあり、ハズレを選ぶと結構苦労する。


09:53 北鎌平で夫妻に追い付き、補給タイムとした。颯爽と進む姿はかっこよかった。
さて出発するかという時に雨が降り始め、合羽を着込む。
濡れてるのやだなーとか考えながら最後の登りに入る。

10:32 カニ爪をなんとか視認し、下のチムニーらしき部分に到着。
ちょっと試したけど濡れてるんで大人しく右に巻く。


上のチムニーも多分右に巻いた。というかガスりすぎて何も見えない。結局小槍は一度も見えなかった。

10:52 ホールドの濡れに苦戦しながら、無事、槍ヶ岳山頂へ。祠と記念撮影した。
晴れていれば大勢の登山者で賑わうだろうけど、生憎の天気で山頂を独り占め。


槍ヶ岳山荘に降りると夫妻が休憩しており、互いの成功を喜んだ。
予備日もあるし、もう一泊するか考えたけど、天候もアレなんでさっさと下山することに。
新穂高温泉まで3時間半弱で降りれた。

今度は晴れのなかまた登りたいな。ついでに焼岳までとか、面白そうだしね。  

Posted by yogins1 at 13:09Comments(2)夏山

2012年09月27日

自作ツェルト

2012.08.25~26

もともと北沢峠から鳳凰三山を通って夜叉神峠に抜ける計画が、
雨具とヘッデン忘れたんで知り合いがいる仙丈ヶ岳+甲斐駒ケ岳に変更になった。

ちなみに雨具はゴミ袋で代用、ライトは借りた。まったく、3種の神器のうち2種を忘れるとは…

このとき持参した幕は自作したツェルトで、一応張れてる。
友達のために自作したツェルト簡単設営ギミックを初めて自分で使ったが、予想以上に良かった。


ただ、壁面の寸法ミスってだいぶたるんでる。
あとベンチレーター取り付ける時間がなかった。

快晴の夜を過ごした結果は以下の通り。


めっさ結露してるし…

しかも裏表に水滴が確認できることから、内側で発生した結露(水滴)が生地を抜けて外側にも水滴となって存在していることが分かった。

やっぱベンチレーターはなきゃ駄目だね。
生地はOMMで買った『インパクト』というノンコーテッド・ブリーザブルナイロン。
ようするに透湿性を持つ撥水生地。

地面側は30デニールのリップストップシルナイロン。同じくOMMで購入。

ベンチレーター取り付けてからじゃないと結論は出ないけど、おおよその性能は分かった。

さて、10月2週目あたりに八ヶ岳の本沢温泉で性能試験第2弾でもやるか。  

Posted by yogins1 at 11:17Comments(2)ギア

2012年09月26日

槍ヶ岳~敗退

初めての槍ヶ岳は北鎌尾根から。去年そんなことを言っていた知り合いがいる。
そんときはなんのこっちゃ分からんかったけど、調べるうちに自分もそうしようと思うようになっていった。

で、お盆休みを利用して計画を立てた。

2012.08.11~12

上高地を出発して槍沢ロッヂで山仲間に会う。なんでいるんだ?とびっくりした。
前日から槍ヶ岳に登って、今日下山らしい。まったく、偶然とは面白いね。

明日までの天候はあまりよろしくないので、槍ヶ岳山荘で様子を見ることにする。
13日にアプローチして、14日決行という計画だ。
14:00に槍ヶ岳山荘到着。テントを設営し、ビールを飲んでのんびりモード。


風もそこそこで、雨もぱらついてきたので明日は沈殿と思い、眠りについた。

2012.08.12
05:00 いきなり歓声が聞こえたんで飛び起きて外を見ると晴れ渡っているではないか。
え?なんで快晴なん?軽く焦る。

天気予報をチェックすると、相変わらずよろしくない模様。しかも13日以降も悪くなる見込み。天候悪いと分かっていて突っ込める場所じゃないんで、あっさり諦める。
こっちからは食指が動かないんだよなー。いい天気だけど、登らずに撤収開始。


行動食に持ったヨモギ大福も、意外と良さげ。今日ジャンダルム行ったら気持ち良いだろうな。


帰りは友達が教えてくれた天狗池で逆さ槍を楽しんでから下山。


敗退という形になったけど、課題も見えてきたんで良しとしよう。
そう自分に言い聞かせて家路についた。

次はいつ来ようか考えながら。
  

Posted by yogins1 at 11:29Comments(0)夏山

2012年09月25日

北岳~試練のテント泊

北岳 2012.07.21~22
3日前に北岳行ったにも関わらず、もっかい行くことに。
ただしこの週末は雨で結構大変だった。

2012.07.21
広河原から御池小屋を経て肩ノ小屋泊を予定しており、ゆっくり登る。
とはいえ、前回は2人だったが今回は11人の大所帯。先頭でペース配分が難しかった。
まぁ、いい実験にはなったが。

皆はカラフルな雨具で鮮やかなのに、


俺は相変わらず真っ黒。


肩ノ小屋に着いて、まずはそれぞれのテントを設営。
その後暖まる為に小屋でおでんを頼んだ。美味いね。

テントのうち一張りはMSRのハバハバHPで、雨風がそこそこの状況だった。
この夜それを使った2人にとっては忘れられない夜になったらしい・・・

2012.07.22
ガスの霧雨の中北岳山頂を目指す。山頂ではわずかな時間ガスが切れて景色が広がった。
もちろん、『もう何も怖くない』のポーズを忘れない。


三角点にみんなの足。さぁ、降るか。


樹林帯はガスの中で、幻想的な眺めだった。こういうの、好きだな。


最近ソロではなく、ともだちや山仲間と歩くことが多くなった。
それもいいもんだと、思うようになった。
  

Posted by yogins1 at 11:13Comments(0)夏山

2012年09月24日

白根三山~初めての南アルプス

2012.07.16~18

高天原を敗退して向かった先は、これまた初めて足を踏み入れる南アルプス。
目指すは北岳とそれに連なる白根三山。

2012.07.16
前日に甲府入りして朝一の広河原行きバスに乗り込む。
疲れが出るも御池小屋を経て北岳へ。森林限界超えてお花畑に出た時は嬉しかった。
甲斐駒ケ岳の存在感にも歓喜。

肩ノ小屋を越えたあたりでガスり始め、北岳山頂は真っ白。すぐに北岳山荘を目指す。
北岳山荘でテント設営すると徐々に晴れてきて、担ぎ上げたビールで乾杯。


暮れる頃富士山の横に大きなレンズ雲が。明日が心配だ。


2012.07.17
結構な風とガスの中、間ノ岳を目指す。何も見えず、すぐに農鳥岳に向かう。

間ノ岳を降るころから晴れはじめ、農鳥岳が姿を現し始めた。でかいなー。


農鳥岳山頂。西農鳥からが長い。


この日は夕陽も拝めて気分よく眠れた。

2012.07.18
最終日は八本歯のコルから広河原に向かうことに。


途中にあるキタダケソウ群生地にはロープが張られているにも関わらず踏み跡がたくさん。


これにはさすがに不快感を隠せないな。
みんなやってるからって言訳して自分達が荒らしてるだけじゃん。
手を伸ばしてズームマクロすればこれくらい撮れるのに。


そのあと大樺沢を降って広河原へ。雪渓では大はしゃぎしてグリセードしまくったとさ。


  

Posted by yogins1 at 12:51Comments(0)夏山

2012年09月21日

夢敗れたり~高天原敗退

夢を見に夢ノ平に行こうとした。
新穂高温泉から双六、三俣蓮華、雲ノ平を経て高天原へ。しかし天候が悪く、夢はかなわなかった。

出発当日からいきなり大雨が降りだしてゲンナリ。
しかし、とりあえず双六山荘まで進むことに。

降ったりやんだり忙しい天気だったが、ガスの中に浮かぶ山は文句なく美しい。


鏡池は何も見えず、スープで少し温まってから先へ進む。
やがて双六山荘に着くころには風も出てきた。


俺はテン泊、友達は小屋泊の受付を済ませ、さっそくテントを張りに出る。
まだ10張りほどで、場所は選び放題。適当に端の方にした。


山荘でビールを飲みながら明日の相談を友達とする。天候はすこぶる悪い。
最悪下山も視野に入れて、明日様子を見よう。

テントに帰ってさっそく飯の支度だ。今夜はペミカンカレー。ニンニクが美味い。


1600時過ぎてからも続々と登山者が来て結局40張り以上になった気がする。
夜半から雨も降り、結構な悪天候だ。

翌朝も天気は悪く、三俣蓮華までの雪渓がガスで何も見えない情報や、大雨警報が出てることから撤退することに。
そのまま新穂高温泉まで下山した。

残りの日数は天候が良さそうな南アルプスに向かうことにした。
  

Posted by yogins1 at 16:26Comments(0)

2012年08月03日

再びのジャンダルム

一緒に歩こうと話してた人と予定を合わせ、ジャンダルムに行くことになった。
ついでだから大キレットも行くことになり、槍から西穂までの主稜線である。
わくわくするなと言うほうが無理だろう。

2012.07.07
雨の中上高地に到着。時々豪雨になるも、とりあえず槍ヶ岳山荘めがけて出発。
ほとんどは横尾から涸沢に向かったようだ。槍沢は誰もいない。雪渓をゼェハァしながら詰める。


槍ヶ岳山荘に着いたころには雨と強風で意気消沈し、山荘に泊まることにした。
快適な山荘で客も少なく、VIP扱いのようじゃん!

2012.07.08
山荘出発。ガスっており、視界は悪い。大喰岳に着くと青空が見え始め、元気が出てくる。
ブロッケン現象も初めてだ。振り向くと槍の矛先が見えているではないか!


初めての大キレットは迫力あった。ルート上の残雪が結構いやらしい。雨ならやめたほうが無難だね。


穂高岳山荘に着いて嬉しいのなんの。テントも3張り。のびのびと使った。
翌朝は快晴!朝焼けを楽しみつつ撤収開始。


2012.07.09
まずは奥穂高岳へ登り、入念に準備を整える。さぁ、行こうか?
慎重に馬の背を降りつつ、『もう何も怖くない』のポーズ。


いよいいよジャンダルムも近づいてきました。相変わらずかっこいいね。


慎重に、大胆に直登したならば…例の天使にご対面!
天使ちゃんマジ天使☆


あとはひーこら言いながら西穂高を経て西穂高口ロープウェーまで降りましたとさ。
  

Posted by yogins1 at 15:38Comments(2)夏山

2012年06月16日

日光表連山

先月だけど、日光女峰山に行ってきた時の記録を今更ながら。

東武日光駅から歩き始め、東照宮を抜けて女峰山へ。
途中でルートミスしたけど唐沢避難小屋へ到着。何とガスバーナー忘れて友達のバーナー借りることに。

翌朝の日の出。良い色だ。




ほどなくして山頂へ。360度の展望。最高じゃないか!




帝釈山へのヤセ尾根は文字通りヤセ尾根で非常に楽しめた。




こんなところをすいすい進み、




帝釈山到着。この先の小真名子、大真名子、男体山が存在感あり過ぎて困る。




結局男体山はお預けになったけど、残雪の日光を楽しめた。
今度は男体山も歩きたいな。でも太郎山をどうルートに組み込むかが一番の問題だ。

振り返る女峰山。カッコよすぎると思うんだが。


  

Posted by yogins1 at 16:37Comments(0)残雪期

2012年05月10日

2012GW_涸沢

今年のGWは初めての涸沢に繰り出してきた。
前半は天気良さそうだったが、中盤から崩れそうな予報。

1日、6時間ほど歩いて涸沢到着。メスナーテントを設営。やっぱカッコいいねぇ☆


2日は雨の中、奥穂高岳を目指すも風雨に阻まれ穂高岳山荘にて撤退することに。
あんな天候では無理無理。

で、3日目に晴れ間がのぞいたんで北穂高岳を目指す。ぜぇはぁしながら登頂。



山荘で特製カレー頼んでると明るくなってきた!槍が見えるぞと声がして外に飛び出す。
ゆっくりとガスが流れ、槍ヶ岳方面が全容を現す。美しい。


4日は朝日が差し込むテント場が美しく、名残惜しみつつ涸沢を後にする。


またくるぜ!
  

Posted by yogins1 at 23:17Comments(0)冬山

2012年04月16日

再びの八ヶ岳

4月7~8で南八ヶ岳行ってきた時のお話。

冬山を始めた人や、雪上訓練後の反復練習したい人など3人連れて行ってきた。
2週間前より明らかに雪増えてたし、赤岩の頭の稜線に雪庇出来てたりと結構ハードな内容だった。


夜は‐18℃程度まで下がり、寝袋システムが機能してる事が確認できた。

頭回りはまだ改良が必要だがやはりこのシステムは使えるな。
なによりテント内の結露が明らかに減っている。
今回は底冷えを遮断しきれずに難儀したけど。

次の日は最高の天気で気分も上々。




赤岳山頂直下は流石に皆緊張したようだ。初めての傾斜であの雪だと当然か。
でも、自分の実力が分かっただろうし次に活かせれば今回の参考は良い経験になったと思う。


そいや、山頂に変なのいたな。
どうやら休みを利用して冬山を登ってるらしい気さくな戦闘員。


次は、GWの奥穂高を計画してるとか。
  

Posted by yogins1 at 22:53Comments(0)冬山

2012年04月02日

ミトンレビュー@硫黄岳

初めて買ったミトンタイプのグローブ。
アウターはe-VENTの単純なミトン。細かい設定は無理でも、デジカメの撮影だけなら問題なし。


で、中身は化繊のトリガータイプ。アイゼン付け外しは問題なく行える。


指先の感覚が失せた時、グローブ内で指を握るのも楽。
でも汗かいた状態で外して油断すると凍結するんで、中には薄手のゴム手袋を装着。

冬はこっちをメインでも良いかな。  

Posted by yogins1 at 22:58Comments(0)ギア

2012年03月31日

残雪ならぬ硫黄岳

3月24,25と硫黄岳行ってきた。
去年奥穂高で出会った友達連れて。

初日は小雨から始まり、ちょっとうんざり。でも途中からみぞれになったからいいか。
赤岳鉱泉でテント設営&小屋泊受付後、硫黄岳を目指す。
赤岩の頭直下まで行ってノートレース直登しようとしたら止められた。
まぁ、こんな冬山は初めてだろうから良い判断だと思った。

二日目は朝から雪が降っており、様子を見ながら0730時に出発。
昨日とは明らかに白さが違う。ガスで阿弥陀岳方面も見える気配すらない。
でも、美しい白さだ。




この朝はトレースがあり、赤岩の頭まで上がることに。連れにとっては初めての状況なんでゆっくり。




硫黄岳へも左トラバース後、右トラバースのルートを選択。緊張感あるもゆっくり確実に進む。




山頂直下、最後の右側トラバースはずっと動画で連れを撮影してて、見返すとその状況に笑えた。
そして無事登頂。景色は皆無だったけど、達成感は大きかった。

そして来週また行く。
今度はもう二人連れて4人で行く。
雪上キャンプを楽しもうってわけだ。実に楽しみ。  

Posted by yogins1 at 14:28Comments(0)冬山

2012年02月25日

冬季用皮靴のメンテナンス

しばらく泊まりの山に行けないんで、シューズのメンテに勤しんだ。
初めて購入するコロニルのナノコンプリート。
同じくコロニルのナノプロ防水スプレーの効果が素晴らしかったんで、
今度はこっちを試してみた次第だ。


靴を濡らさず直接泡を吹きつけ、布等で均一に伸ばして乾かす。そして軽くブラッシング。
防水70、栄養30らしい。

同様のメンテキット、ニクワックスの効果はイマイチ満足いかなかった。
ムラになりやすい(自分が下手なだけ)のと、革とゴムの境界にどうしても雪が付着する。

これはどうなるか。期待するとしよう。  

Posted by yogins1 at 00:31Comments(4)ギア

2012年02月19日

ぺミカン実験/その一

数ヶ月前に作って冷凍保存してたぺミカンの実食をしてみた。


1.ロッキーカップで湯を200ml沸かし、ぺミカン適量を加える。
2.火を弱め、味噌を適量加える。
3.再び強火にして煮立ったら完成!



正直美味すぎて困った。
残りをカレー粉と粉末味噌汁で試食するとしよう。

もっとも、今回のぺミカンは味を優先してラードをほとんど加えなかった。
次は本チャン用のラードギトギトバージョンも試さないと。

積雪期シーズンが終わるまであと少し。
来年度の山登りまでに厳冬期シーズン用システム構築を済まさねばな。  

Posted by yogins1 at 22:37Comments(0)

2012年02月13日

雲取山石尾根ハイク

快速幕営団の団員と雲取山歩いてきた。
今回は70L、80Lと大荷物だがほとんど食い物。

新しく購入したオーバーパンツはやはり固くハイクアップには不向きだが、
ベンチレーションを腿から膝くらいまで下げれば抜群の機動性と換気が得られた。良いかも。


荷と残雪で歩みは遅く、結局奥多摩駅から雲取山避難小屋まで8時間半もかかった。
流石に疲れて外でのスリーピングシステム実証実験は断念。
担ぎあげた食材ですき焼きを作った。フライパンって、良いかも。


翌日は朝日の中、拾ったダブルストックの記念撮影にいそしむ。今度から奥多摩は現地調達だな。


石尾根を下山路に使う人はたまにいるけど、登りで使う人はあまりいない。
それでもやっぱりこのルート、好きかも知れないな。

さて、今度はどこに行こう?  

Posted by yogins1 at 00:05Comments(0)冬山

2012年02月06日

厳冬の雲竜渓谷

何人か連れて雲竜渓谷行ってきた。
雪はそこそこ積もってたけど、温度の下がり具合がまだなのかまだまだ成長中の予感。



いくつか崩落した大物もあったけど、やはり良い景観だ。


また行くとしよう。今度は、満月の夜が良いな。  

Posted by yogins1 at 21:26Comments(0)冬山

2012年01月24日

スリーピングシステム検討

冬山での寝袋凍結。これをどうにかしないと2泊以上の縦走はちとキツイ。

寝袋にGOREカバー単品だと、カバーとの間に霜が発生する。
で、2週間前に試したのが透湿性カバー2枚重ね。
これでもやはり霜が2枚に分散されるだけで、根本的な解決には至らなかった。

ふむん。どうしたものか。

解決策を考えながら山道具屋をうろついて目に留まったのがこれ。
『SOL/EMERGENCY BIVY』

いわゆるエマージェンシーシートを袋状にしたもの。

寝袋をGOREカバーで覆い、さらに無透湿完全防水膜で覆えば温度差はこのシートを境界に発生するはず。結露をシート内に発生させ、寝袋への濡れ戻りはGOREカバーで防ぐ。

これだ、これにしよう。そうして実験環境を待つ事3日。昨日の雪で早速試した。


窓全開で寝てみた。外気温と室内変わらず約1℃。

明け方起きてみると外装シート内は結露がびっしりだが、


中間層のGOREカバー内はほぼドライ。つまり寝袋もドライ。僅かな結露も呼気のせいだろう。


こいつは使えるな。本当はモンベルのブリザードパックで試したかったけど、コレ高いのよ…

http://ec2.images-amazon.com/images/I/313FRSVJX9L._SL500_AA300_.jpg

外装に体温を僅かでも反射する素材を使えばそれを境界に温度差を発生させれる。
かつ、完全防水だから外に余計な不感蒸拙を出さない。
冬山なら水滴が凍結するから処理も簡単。

こいつは使えるな。大事な事なので2度言います。

よし、頭部周辺の構造を改良して、-20℃でフィールドテストだ!  

Posted by yogins1 at 23:55Comments(2)ギア

2012年01月22日

とある冬山の靴下事情

冬山用のウェアは一通り揃ってきた今日この頃。
未だに良い靴下に出会えていない。

一番分厚いのを色々と買っては試してみてるけど、
相変わらず朝の歩きは指が凍り付いたように感覚がない。全然回復しないし。
今までの靴下達。右下は今回購入したやつ。


なにか良い靴下ないかな。
ネットを散々漂流して、その昔ヒマラヤンソックスなるものが存在したらしい事を知る。
未防縮加工の極厚ウール素材でパイル構造じゃないソックス。
同様のヒマラヤングラブは先日手に入れた。防寒もかなりいい。これのソックスなら!
と思ったが、今は無いとか。無念ナリ。しかし諦めきれん。

様々な店の靴下コーナーを徘徊する事1カ月。
先日神保町のさかいやシューズ館でそれっぽいのを見つけた。『ナンセン カーフ ソックス』

これを来週試してみよう。
一泊以上で試せるのは、いつになるだろうか?楽しみだ。  

Posted by yogins1 at 17:15Comments(0)ギア

2012年01月17日

凍結のシュラフ

成人式の3連休に南八ヶ岳また行ってきた。
製作した寝袋カバーの試験を兼ねて、初めての硫黄岳→横岳→赤岳を歩こうと。

相変わらず人が多く、北沢を急いで赤岳鉱泉へ。
メスナーテントを設置し、寝袋カバーも日干し。




時間あるし硫黄岳へ様子見に。赤岳は風が強いようで、ガスが凄い。




今夜の夕飯はおでん!珍しく色々担ぎ上げてきた。
冬山御用達の高効率ストーブで2回転楽しんだ後、凍った焼酎を飲む。



ビールもバーナーで溶かしながら飲んだ。-20℃とはこういう世界か^^;

寝袋カバーは予想した半分の効果しか出さなかった。
GOREの寝袋カバーの外側に設置するも、やはり寝袋に霜が付いた。まだまだ改良が必要だ。
次の朝、半分凍ったシューズで硫黄岳に登頂。そのまま横岳方面に歩きだす。

横岳でいつもの『もう何も怖くない』のポーズを決め、赤岳へ。最高の天気だ。




もう一泊したが、やはり寝袋の外側に霜が。頭部分の凍結も気になる。
次は防水寝袋カバーの外にエマージェンシーシートを巻き、そこに結露点を移そうと思う。
試せるのは、2月になってからか。

待ち遠しくてしかたないわ☆  

Posted by yogins1 at 22:53Comments(0)冬山

2012年01月16日

御来光/燕岳2012

年末年始で行ってきた初の燕岳。
縦走は諦めたけど、稜線上でのテント泊は体験できた。
それはそれはスペクタクルな夜だった。

12kmの林道を歩き、中房温泉で一泊し、合戦尾根をガシガシ登る。
雪が少なめで合戦小屋まではアイゼンいらなかった。
北鎌尾根が荒々しい。いつかあそこへ。


不動のメスナーテントを設営後、燕岳へ歩く。

いつもの『もう何も怖くない』ポーズを決める。


初めての-18℃の夜を越し、課題を盛りだくさん抱えて朝を迎える。美しい朝日だ。


結局自分の腕では1日以降の天候を突破できないと判断し、下山。
うーん。寝袋周りの詰めが甘ーい。

寝袋カバーと寝袋間の霜をなんとか出来ないか。

次回に持ち越しとなった。  

Posted by yogins1 at 23:28Comments(0)冬山